2012年5月20日日曜日

No.141 5月20日 もしかしたら菊名区?

横浜市の区制は昭和2年、
鶴見区・神奈川区・中区・保土ケ谷・磯子区の5区からスタートしまた。
何度か周辺町村の編入を繰り返しながら市域を拡大し、
1939年(昭和14年)5月20日と21日は横浜市6番目7番目の区
「港北区」と「戸塚区」がそれぞれスタートした日です。
港北区のマーク
現在18区ある横浜市は、昭和14年で町村合併をほぼ終え現在の市域となりました。
(第6次市域拡大)

この市域拡大に伴って新しく港北区と戸塚区を設置しました。
とにかく広い二つの区が誕生しました。

(港北区)
今日は5月20日に誕生した港北区をちょっと紹介します。
港北区は、区の中央を蛇行して流れる鶴見川と縦断する東急東横線沿線として発展した区です。区名を決定するとき、有力だったのが「菊名区」でしたが、港の北部「港北」になったそうです。
この港北エリアは編入、分区の歴史を繰り返しめまぐるしく変わります。
■行政区再編成に関してはぜひ下記サイトを
http://www.city.yokohama.lg.jp/kohoku/suisin/kikaku/rekisigaiyou.html
昭和14年当時広かった!!!ことがよくわかります。

■鶴見川
鶴見川は関東エリアでも珍しいダムの無い一級河川ですが、流域は水害の歴史でした。
暴れ川だった鶴見川と言えば河口域の鶴見区をイメージされる方が多いかもしれませんが、港北区の歴史は鶴見川の歴史と言っても過言ではありません。
「港北区史」(昭和61年発行)には鶴見川年表が資料データとして編集されています。

現在「横浜スタジアム」のある港北区小机町3300番地あたりは、かつて建設省指定の鶴見川遊水池でした。
氾濫の多い鶴見川が増水し洪水の危険が生じた場合、水を逃がす用地でした。
(まだ用途目的としては残っているかもしれません)
そのため、「日産スタジアム」はお椀のような形をして地面から浮いたような構造になっています。

一方、港北区綱島も鶴見川の水害と戦った歴史を持つ街です。
「ツナシマ」の地名は州の中の島、中州、湿地に浮かぶ島、津の島という意味からも水と縁の深いことがわかります。
かつて有名だった「綱島の桃」も水害に強いということで生まれたものです。

2月26日 ある街のある店の歴史(綱島)
http://tadkawakita.blogspot.jp/2012/02/226.html
■今回のおすすめ
横浜市大倉山記念館一帯
大倉山記念館は、1932年(昭和7年)に実業家で後に東洋大学学長などをつとめた佐賀出身の大倉邦彦によって創設された大倉精神文化研究所の本館を横浜市に寄付し市が管理している記念館です。
施設内見学も可能です。図書室もあります。
この記念館周辺の緑地帯は素敵な散策コースです。
特に一角に広がる“梅園”は見事です。ここに因んだ地域限定の梅酒も人気です。

「大倉山記念館」
http://o-kurayama.com/

(よこみち散歩)
■知る人ぞ知る バー GLORY
http://barglory.com/
名バーテンダー 宮内 誠さんのお店
桜木町にも支店があります。
■エルム通り商店街
1988年(昭和63年)に港北区役所が移転したのを機会に、20億円を超える総事業費を費やして整備された商店街です。
http://www.natsuzora.com/may/town/okurayama-elm.html
港北区役所(茶の外観が素敵です)
(エピソード)
横浜出身の最初で(最後の?)横綱 33代武蔵山 武(悲劇の横綱と呼ばれました)は港北区日吉の出身で、奇遇なことに港北区役所が開庁した日と同じ5月20日(昭和10年)に横綱昇進が発表されました。

【港北区関連】
1月6日 天然スケートリンク開場(大倉山)
http://tadkawakita.blogspot.jp/2012/01/16.html

2月14日 バレンタインにふさわしい素敵なニュース(新横浜)
http://tadkawakita.blogspot.jp/2012/02/214.html

3月31日 自治体国取り合戦勃発(日吉)
http://tadkawakita.blogspot.jp/2012/03/331.html

3月14日 東京に近過ぎ、横浜中心部に遠い駅の物語(新横浜)
http://tadkawakita.blogspot.jp/2012/03/314.html

【18区関係】
No.311 11月6日(火)18区誕生
http://tadkawakita.blogspot.jp/2012/11/no31111618.html

No.136 5月15日 フルライン金沢区
http://tadkawakita.blogspot.jp/2012/05/no136515.html

0 件のコメント:

コメントを投稿