2012年10月14日日曜日

No.288 10月14日(日)仮の借りを返す

今日は「鉄道記念日」です。
いや「鉄道の日」です。
休日ということもあり巷では様々な「鉄モード」でございます。
ここでは、少々マイナーで軽くいきます。
1967年(昭和42年)10月14日
桜木町駅敷地内の“隅っこ”に鉄道発祥記念碑が建てられました。
(碑文)
「我が国の鉄道は、明治5年(1872年)旧暦5月7日、この場所にあった横浜ステイションと品川ステイションの間で開通し、その営業を開始しました。わたくしどもは、当時の人の気概と努力とをたたえ、このことを後世に伝えるとともに、この伝統が受け継がれて、さらにあすの飛躍をもたらすことを希望するものであります。」
昭和42年10月14日
社団法人横浜市観光協会
鉄道発祥記念碑建設特別委員会
この碑は読んだ内容通り、
横浜駅(現:桜木町駅)と品川駅の間で開通したことを記していますが、
何か変?
だと思いませんか?
10月14日に
1872年6月12日(明治5年5月7日)水曜日の記録が刻まれています。
では、「鉄道の日」は何故?10月14日なんでしょう。
結論から言うと、明治5年5月7日は仮営業、明治5年9月12日は本営業ということです。

冒頭で「鉄道記念日」「鉄道の日」と表記しましたが、共に同じ日のことです。
「鉄道記念日」は
1872年10月14日(明治5年9月12日)に“正式開業”した鉄道が、1921年(大正10年)10月14日に開業50周年を記念して東京駅の丸の内北口に鉄道博物館(初代)が開館したことがキッカケです。
翌1922年(大正11年)から「鉄道記念日」として鉄道省により制定されます。
戦後も日本国有鉄道の記念日として継承されます。
時は流れて、
1994年(平成6年)に
「運輸省(現・国土交通省)が「『鉄道記念日』のままではJRグループ色が強い」という提案」?で「鉄道の日」と改称したそうです。

(仮営業)
明治5年5月7日の仮営業について少々説明しておきます。
仮とはいえ、この日から営業が始まりました。
初日は2往復運行し、翌日の8日には6往復運行します。
9月の本営業時は9往復になり横浜・新橋間53分でした。
桜木町駅敷地内の片隅にある記念碑裏面には
鉄道列車出費時刻及賃金表
上り 横濱張車 午前八字 品川到着 午前八字三十車分
午後四字 午後四字三十五分
下り 品川璧車 午前九字 横濱到着 午前九字三十五分
午後五字 午後五字三十五分
車ノ等級 上等 片道 壱囲五拾銭
※「午前八字」の字は誤字ではありません。
「初めて」にこだわるハマッ子としては
昭和42年10月14日に
1872年6月12日(明治5年5月7日)が“初めて鉄道営業が始まった”日としての記録(証)を残しておきたかったのでしょう。

No.164 6月12日(火)JRJR
http://tadkawakita.blogspot.jp/2012/06/no164612jrjr.html

(余談)
10月14日といえば2000年のこの日から
2008年3月14日まで、導入された短い鉄道系磁気カードが「パスネット」です。
現在はSuicaとPASMO(関東)に収斂されていますが、iOカード、オレンジカード、マリンカードとまあいろいろ出ては消えましたね。
これって収支どうだったのでしょう?
読み取り機器メーカーが繁盛しただけですかね?
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