2012年10月27日土曜日

No.301 10月27日(土)三つの日清

横浜生まれの創業者、横浜の基幹工場、横浜のミュージアム。
ここに三つの「日清」という企業を横浜というキーワードで結ぶことができます。
日清製粉、日清製油(現NISSHIN oillio)、日清食品
皆現在の日本食品業界を牽引するビッグカンパニーですが三社は全く別の会社です。1900年(明治33年)10月27日(土)の今日は三つの日清の一つ「日清製粉株式会社」が創業した日です。
大正初年の群馬県館林

「日清製粉株式会社」
三つの日清の中で最初に群馬県館林町で創業します。創業時の社名は「館林製粉株式会社」で創業者は横浜生まれの正田貞一郎です。
正田貞一郎は、群馬出身の横濱商人 正田作次郎の長男として1870年3月29日(明治3年2月28日)に生まれます。
父、正田作次郎は当時の岸田吟香らと共にヘボンの下で英語を学び“目薬”の販売にも関わりますが、若くして亡くなり正田貞一郎は郷里群馬に戻り育ちます。

1月21日 日中ビジネスに成功した先駆者
http://tadkawakita.blogspot.jp/2012/01/121.html


1900年(明治33年)に「館林製粉株式会社」を設立し、その後、1908年(明治41年) 横浜に工場建設中の「日清製粉株式会社」を合併し、社名を「日清製粉株式会社」と改め本社を「東京市日本橋区小網町2丁目11番地」に移転します。「日清製粉株式会社」の名は横浜が起源です。(知らなかったでしょう!)
http://www.nisshin.com

(日清精油)現NISSHIN oillio

1907年(明治40年)に明治経済界の重鎮、大倉喜八郎と横浜高島町に本店を置く穀物輸入商社「松下久治郎商店」の松下久治郎らにより「日清豆粕製造株式会社」が設立されます。

その後、
1918年(大正7年)に「日清製油株式会社」と商号を変更し多角化を推進します。戦前戦後を通してリーディングカンパニーとして食油業界を牽引します。
2002年(平成14年)日清オイリオ(NISSHIN oillio)に変更し現在に至ります。磯子にある横浜工場は「日清オイリオ」のメイン工場として重要な生産拠点となっています。また、地域企業として高い評価の地域貢献活動も継続的に行っています。
http://www.nisshin-oillio.com

(日清食品)
1948年(昭和23年)9月4日大阪に創業したインスタントラーメンを中心とした世界最大級の食品加工会社です。カップヌードルといえば知らない人はいません。
1965年(昭和40年)に横浜工場を稼働し、関東の拠点となります。(現在閉鎖)
その後、国内は元より、世界カップヌードルに成長していきます。一方で横浜ではラーメン博物館への支援など地域支援も積極的に行ってきました。

そして、2011年(平成23年)3月11日にファン待望の関東圏に「カップヌードルミュージアム」がオープンし連日老若男女問わず多くのファンが訪れています。
http://www.nissinfoods.co.jp
http://www.cupnoodles-museum.jp

(余談)
10月27日といえば、1984年(昭和59年)10月27日に横浜市大倉山記念館が開館します。

大倉山記念館は大倉精神文化研究所の本館として竣工されたものです。
創設者は製紙業として成功した大倉邦彦。同じ大倉姓の日清製粉創設「大倉喜八郎」とは全く関係ありませんが、共に日本実業界の重鎮として多方面に活躍します。
大倉山記念館は現在改装が行われています。

http://o-kurayama.com

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