2013年1月14日月曜日

No.380 1月14日(月)川鎮

この三日、川に因んだ話題を紹介していますが今日も横浜の川ネタでいきます。
横浜の川の流域には不思議な神社が存在しています。
神社ファンには超有名な話しです。
鶴見川水系には「杉山神社」、境川水系には「左馬(さま)神社」が点在しています。
共に暴れ川の鎮守様として地域信仰の役割も担っていたようです。

(杉山神社)
「杉山神社」は、横浜を中心に川崎、町田に70近く点在します。
全国的に観てもこのエリアに集中している珍しい神社です。

一般的に「杉山神社」は
http://ja.wikipedia.org/wiki/杉山神社
「五十猛神(スサノオの子)を主祭神とする神社である。旧武蔵国都筑郡茅ヶ崎に紀州系忌部氏により祀られ、同氏の麻穀栽培地開墾の拡大とともに、現在の神奈川県横浜市を中心に川崎市、東京都稲城市などに72社が現存している。」とあります。
一方で、
鶴見神社の縁起には、
「鶴見神社の創建は、推古天皇の時代(7世紀初め)と伝えられる。古くは杉山大明神(杉山神社)と称された。1920年(大正9年)に、社名を鶴見神社と改めた。」とあります。また、
「鶴見神社は往古は杉山大明神と称し、境内地約五千坪を有する社でありました。その創建は推古天皇の御代(約1400年前)と伝えられております。続日本後記承和五年(約1180年前)2月の頃に『武蔵国都筑郡杉山の社、霊験あるを以って官幣を之に預らしむ。』」ともあります。
http://www18.ocn.ne.jp/~tsurujin/contents/yuisyo.html
由緒の真偽は別にして、
杉山神社をマップに落としてみると、鶴見川流域に多く他の杉山神社も「帷子川水系」「多摩川水系」「大岡川水系」流域に点在していることがわかります。
 川無くして田畑は実らず、されど川は暴れる中で、川への鎮守として杉山社が信仰されたのでしょう。近くの杉山神社を探し、水辺までの道筋を楽しんではいかがでしょうか?

(杉山神社紹介)
多く点在する杉山神社の中から幾つか紹介しましょう。
鼠神社
西区中央にある「杉山神社」は旧戸部村の鎮守様で江戸時代は「杉山明神社」と称して願成寺を別当寺とし、幕府より朱印地を与えられていました。
本殿には対の大己貴命の使いである高麗鼠が鎮座し、一回転廻するならわしです。この鼠は地域の子供達の人気ものでもあります。


(左馬神社)
市内の鶴見川・帷子川等の流域に多く点在する「杉山神社」に対し、境川の狭い地域にだけ点在する「左馬・鯖神社」は12しか確認されていません。
「左馬・鯖神社」は、左馬(さま)・鯖(さば)・佐波・左婆などと呼ばれますが、源義朝を祀る神社として江戸時代初期に建立されたものが多いようです。全国にもここだけにしか無い神社で最近見学者が急増中です。
境川は相摸の国と武蔵の国の境に流れる川ですが、水害湛水域でもあり
暴れ川の鎮守と義朝の霊を合祀したのが始まりでした。

何故?源義朝?
このあたりの話しは、【番外編】にて続編として
謎解きをしてみましょう。
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現在は下記のサイトに移行中です。
http://tadkawakita.sakura.ne.jp/db/

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