2013年4月26日金曜日

【番外編】全く横浜と関係無し?

なんとか横浜と結びつけよう!
と真剣に調査した訳ではありませんが
関連性が見当たらないので 単独で紹介しちゃいます。
戦後初のベストセラーって知っていますか?
「日米会話手帳」というタイトル通りの
英会話本です。
定価80銭 発売日は、1945年(昭和20年)9月15日で、発売から3ヵ月半という最短の期間で360万部を売りつくした戦後最大最速のベストセラーです。
村上春樹さんの『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文芸春秋)は一週間で100万部で快走中ですが
「会話集」なんて実用書がとてつもなく売れるなんて!???
当時人口は7,214万ですから実に、20人に一人がこの本を買ったことにまります。
1945年(昭和20年)9月15日発売ですよ!
終戦の玉音放送が流れたのが8月15日ですから
一ヶ月後の「英会話本」大ヒット!
日本人の無節操?柔軟さ?
私も日本人の端くれですが 凄い変わり身の早さ。
この本を企画発行したのが
誠文堂新光社の創業者となった小川 菊松氏です。
小川氏は、まさに昭和20年8月15日旅行中の房州岩井駅で玉音放送を聞いている最中にひらめいた企画といいますから凄い!
その足で帰社し、社員の加藤美生に制作を命じます。加藤は「日支会話」や「日シャム会話手帳」を参考にしながら日本語の例文を作成し、東帝大の大学院生に三日間で英訳させたものを印刷にかけたそうです。
さらに凄い話しが待っています。
 この大ベストセラー 4ヶ月持ちませんでした。類似本が雨後の筍のように出版され、しかも印刷用の紙が急激に値上がりし 定価80銭では採算が合わなくなり重版中止します。
 全国で“類似本”が出回りますが その一冊を持っているのです!!

 殆ど未使用の美本です。
 その名も「新日米會話」
 NEW JAPANESE AMERICAN CONVERSATION 
  昭和20年11月10日 貳円五十銭 宇都宮書店
 「日米会話手帳」の二ヶ月後の発行です。
宇都宮書店は「栃木県」ではなく石川県金沢市の老舗書店です。
現在も「株式会社うつのみや」と社名を変更しましたが地元の一番店として経営されています。
wikiでは
「1879年(明治12年)に創業。徳田秋聲、泉鏡花、室生犀星も利用していた。石川県最古の書店チェーンで、社名は創業者の苗字である宇都宮を由来としている。」
冒頭で紹介した「日米会話手帳」は大ベストセラーになりましたが
現物は殆ど残っていないそうです。
私の持っている「新日米會話」もネット上では探すことが出来ませんでした。
タイトルすらヒットしません。
貴重品でっせ!!!!1
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現在は下記のサイトに移行中です。
http://tadkawakita.sakura.ne.jp/db/

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